2016年05月26日

レゴでエスカレーターを作りました。(最終章)

あれ?前回の投稿って1月だったっけ?
随分と開いてしまってました。(^^;)

と言う訳で、「レゴでエスカレーターを作りました。(最終章)」です。
T036_Escalator3_28.jpg

レゴ・エスカレーターの初号機弐号機は約5年前にもなります。
前回は電動化してエスカレーターの動きを再現するに留まっていましたが、今回は見た目にも拘りました。
T036_Escalator3_39.jpg

昨年末頃にリニューアルしようと思い立ち、取り組み開始。
前回のモデルは存在しない(と言うかGBCのモジュールになってしまっている)ので、ゼロから作る事に。


先ずは動画をご覧下さい。


色々と思い入れのある作品なので、長めの紹介になりますが、宜しければお付き合い下さい。

【 システム編 】

先ずは見た目の「システム編」です。

エスカレーターと言えば、STEP部分周囲にある警告用の黄色い線ですよね。
このSTEPの黄色い線は製造メーカー毎に特徴があって、様々なデザインがあるようですね。

▼今回は、自分の中で印象として残っているこのデザインを採用しました。
T036_Escalator3_18.jpg


▼STEP部分の櫛状の部分は、1×2のグリルタイルで表現しました。
T036_Escalator3_20.jpg

▼1×2のグリルタイルのグリル目地が90度のパーツか1×1のグリルタイルがあれば、上りの時のつま先部分の警告表示の表現がもう少しスマートに出来ましたが、そんなパーツは存在しないので、ランプホルダーに1×1の丸プレートとタイルを組み合わせて、横組みで表現しています。
T036_Escalator3_27.jpg


▼登坂角度は当初、実際のエスカレーターの規格にある30度と35度の間をとって、4ポッチ×3ポッチの33.75度で作る予定でしたが、作りやすさを優先して、5ポッチ×4ポッチの36度を採用。
T036_Escalator3_34a.jpg


▼STEP両脇にはスカートガードと呼ばれる立ち上がり部分もありますので、それも表現しています。大きさはSTEPとのバランスを考慮し、1×2の横組み。
T036_Escalator3_15.jpgT036_Escalator3_16.jpg
途中の曲線の表現に悩みましたが、レゴアンバサダーのさいとうよしかずさんがテレビチャンピオンで使ってた「半分だけ接続」する手法を用いました。それほど強度を必要としない場所でしたら、曲面を表現するには非常に有効な手法です。


▼手摺りベルトは直線部を軸コネクタ、曲線部をフレキシブルホースで表現しています。
T036_Escalator3_31.jpg
本当は、手摺りとしての印象が強い青色にしたかったんですが、(予算の都合で)手持ちの赤で妥協。(泣
それと、当初は動かす事も考えましたが、STEPの大きさが決定した時点で、「この大きさで動かすのは無理!」と早々に断念。
;^_^A

▼板床部分はSTEP部分と向きを90度変えたグリルタイルで表現しました。
T036_Escalator3_32.jpg
それっぽいですよね?w


▼フロアー部分のタイルは、エスカレーターへの誘導を意識したデザインにしてみました。
T036_Escalator3_33.jpg
この模様、結構気に入っています。w

2×2のグレータイルを大量に使っていますが、PaB(Pick a Brick)のおかげです。
さいたま新都心のレゴストアで購入しました。


以上がシステム編になりますが、如何でしたでしょうか?
普段はテクニック脳しか使っていないので、このシステム作業はかなり刺激になりました。w


【 テクニック編 】

続いて「テクニック編」です。

▼チェーン部分は6年前と同じで、1×3のリフトアーム(薄)と1×2のリフトアームの組み合わせで2Lのノッチを大量消費するタイプです。
T036_Escalator3_19.jpg


▼そのチェーンにシステム編で紹介したSTEPを繋げるとこんな感じになります。これだけで1kgあります。
T036_Escalator3_01.jpg
まるで背骨。プレデターの勝利宣言を思い出す。w

STEP数は1周で22段になります。前回は23段でしたが、それだと弛みが生じて余計な負荷が掛かっていたので、1段減らして弛みを軽減させています。

▼動力は上部にXLモーター2コです。
T036_Escalator3_41.jpg
今回の改良にあたり、上部と下部にモーターを分散してみたのですが、上りでトルクが足らずに歯車ずれ(カチッカチッって聞こえるヤツ)を起こしていました。
1kgのSTEPを回すわけですから、相当な負荷が掛かってる筈です。

上下に分散させたかった理由としては、メンテナンス用ニュートラルへの切り替え機能のスペースを確保したかったからです。
ドライビングリングを埋め込むので、それなりのスペースが必要となります。
(最近の拙作のGBC作品では、メンテ用のニュートラルを搭載する様に心がけています。)

一旦は実現出来てたんですが、上述のトルク不足が発覚したので上部2コに戻したと言うわけです。
そうなると、限られたスペースでドライビングリングを埋め込む事になり、この部分に苦労しました。

ギアへの負荷が大きい場合、ギアが回転方向と90度の方向にズレる事があります。(現象名があるのかな?)
ギアを挟むように軸を固定出来れば良いんですが、構造上片方しか固定出来ない場合があります。その様な場合にズレることが多いようです。(あくまで経験値からの知見です。)

今回は、クラッチギアとドライビングリング付近で発生しました。1分くらい稼動させるとクラッチギアがドライビングリングを押してギアがニュートラルになってしまいます。切替も出来て、ドライビングリングの固定も可能な仕組みにするのに結構試行錯誤しましたね。w

▼このドライビングリング(中央の赤いパーツ)が外側(写真では手前)に押されてしまう。
T036_Escalator3_25.jpg
出来たと思って撮影に臨みましたが、強度が不十分だった為、撮影中にニュートラルに切り替わってしまったので、この部分は撮影後に修正しています。

▼修正前
T036_Escalator3_24.jpg


▼修正後
T036_Escalator3_26.jpg
1×5のリフトアーム(薄)の両端が十字穴のタイプで完全に固定しズレないようにしました。


動力をチェーンに伝えるギアも改良しました。
前回のタイプは、軸1本で動力を伝えていたので、軸自身にかなり負荷が掛かっていたようです。
▼その負荷の所為で、こんなスクリューシャフトになっていました。w
T036_Escalator3_46.jpg
最初からこの形状だったのか?と思うほど、綺麗に捻れています。w


▼今回は、ギア中心の軸だけでは無く、2本追加して片側だけで合計3本で動力を伝えています。
T036_Escalator3_42a.jpg



▼こんな風に組んでいます。
T036_Escalator3_43a.jpg
中心の1本と矢印部分の2本を合わせた3本、両側合わせると6本のシャフトで回転を伝達しています。


▼自作チェーンと噛み合う歯の部分は、クローラーを利用した前回と同じ仕組みのままです。
T036_Escalator3_44.jpg
これが

▼こうなります。
T036_Escalator3_45.jpg


【 おまけ 】

▼初めまして、「素体くん」です。
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動画の中でも出て来ましたが、今回のエスカレーターのスケール合わせたフィグが欲しくて作りました。w


▼一応、簡単なポーズなら出来ます。
T036_Escalator3_23.jpg
多分、最初で最後の登場だと思います。w
さよーなら。素体くん。


最後に、その他の写真です。

▼システム部分を外すとこんな感じです。
T036_Escalator3_06.jpg

T036_Escalator3_05.jpg

T036_Escalator3_08.jpg

T036_Escalator3_14.jpg

T036_Escalator3_38.jpg


以上になります。

本音を言うと、予算に余裕があれば、2連のエスカレーターにしたかったんですが、叶いませんでした。

では、では。

posted by やったらん at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOオリジナル作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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